聴こえてくるのは、雨の音。

ある意味、避暑地(自分だけ)

キミの話-2-1

キミの話-第二章 vol,1

一緒に暮らすと言ったって私は部屋は引き払わず、たまに荷物を取りに戻る形で亮介の家から会社に通っており、特に何が変わったというわけでもなかった。出来たら何も変えたくなかった。何かを変えてしまうと亮介が不安がると思ったし、元々はあの人の部屋な…