聴こえてくるのは、雨の音。

ある意味、避暑地(自分だけ)

キミの話2-12

キミの話-第二章 vol,12

亮介からの連絡は飛び飛びだった。それでも時間をみつけては私の声を聴きたがった。飛び飛び、とは言っても何日もあくわけではなくて、物凄い短い時間の通話を一日に何度も繰り返す感じ。例えば台風で傷ついた屋根の修繕に手を貸している時。空がちょっとだ…